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楽器買取（管楽器）

フルート・クラリネット・サックスなどの管楽器については、

キーやタンポが数多く使われているため、

お引き取り時に不具合がないことは少ないです。

しかし、これは楽器を通常ご使用していらっしゃれば、当然起こって来る症状で、

キー・タンポの具合を気にされる方からは、

１～２年おきにバランス調整のご依頼を定期的にいただくくらいですので、

この点についてはどの楽器に対しても行わなければならないメンテナンスという事で、

買取査定でのマイナスは行っておりません。

一方、楽器に大きなキズを付けてしまったり、

管に凹みを作ってしまったりした場合には、

次にお使いになるお客様に不十分な操作性・吹奏感になったまま

ご提供する訳にはいかないので、

修理費用に見合った金額を

残念ながらマイナスさせていただく形になってしまいます。

従いまして、大事にお使いになっている楽器、

適切なお手入れが行われている楽器については、

仮に、再販までにいろいろな作業が必要であったとしても、

マイナス査定の要因にしないのが、

当店の楽器買い取りが非常に良心的である

という評判の１つの理由になっている訳です。

なお、一般的に鳴りが良いとか悪いとか言われる理由の半分以上の原因は、

実はこのキー・タンポの不具合・調整不良になっているのが現状で、

まだ誰も吹いていない新品の段階では、音抜けの面で十分でないにしても、

楽器を吹き込んだり、管が温まってくれば自然と抜けが良くなるものなので、

この段階で楽器の音抜けを必要以上に強調して楽器を選定するという手法は、

展示品を効率的に販売しようとする一種のセールストークに思えてなりません。

従いまして、品質のばらつきを必要以上に過大評価することにより、

主観的に行われる選定制度自体に当店では従来から疑問を持っているので、

いわゆる選定楽器に付いて割増価格での買い取りは一切しておりません。

つまり当店が重視するのは、誰が選定したか・お使いになったかではなく、

楽器の状態が良好かどうか（今までの使用環境が適切であったかどうか）、

次にお使いになるお客様に新品ご購入と比べてどの程度のデメリットがあるか、

という点に着目して買取査定を行っております。

この様な非常に客観的な買取査定・メンテナンスを経た中古楽器については、

次にお使いになるお客様にも非常に大きなメリットがあります。

つまり、新品に対するその商品のデメリットが明らかになることにより、

ご提供する楽器の現在備えている性能を

十分ご理解してからご購入を決定出来るという点です。

一般的には、年式と型番と当時の定価から

その中古楽器の持つ性能を推測するしかないですが、

以前にお使いになっていた方の使用環境と、

それに応じたメンテナンス内容が明らかになれば、

展示中古で、店頭に長期間放置された楽器よりも安心してご購入出来ますし、

また当店の行ったメンテナンス内容などについてもその責任が明らかになり、

楽器の性能上の問題なのか、それとも不具合なのか

容易に判断していただけるのもメリットです。

当店の新品販売のページをご覧いただければお分かりかと思いますが、

基本的な営業方針の中でお客様に十分納得していただいた上で、

ご注文・ご依頼をお受けするというスタンスを堅持しておりますので、

買い取り～メンテナンス～中古販売を客観的・合理的に行うこのシステムは、

楽器専門店である当店のメンテナンス能力を十分に活かした、

売り手・買い手のお客様双方に十分メリットと安心のあるリサイクルシステム

であると大変ご満足いただける形になっておりますので、

お気軽にお声かけいただければと思います。

杉田楽器はどんな店？（実店舗の紹介・ショールームのご案内等）もご覧ください。

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〔楽器販売杉田楽器店〕